由布島
竹富島から大原港(西表島)へ戻り再び水牛車に揺られて由布島観光しました。一日に二度も水牛車に何で乗るんだろう?と想う方もいるでしょうが目的全く違うんです。
由布島は周囲2.15km、海抜1.5mの小さな島です。4万本のヤシ類を中心に亜熱帯の樹木や花々が生茂り、約4万坪の広さで島全体が砂によってできている。西側は西表まで続く浅瀬でマングローブが広がり満潮時でも1mほどしかありません。
由布島は、かつて竹富島から移り住んだ人々が対岸の西表島に水田を作って暮らしていた。その頃、農耕用に使われたのが「水牛」この優しくて利口な動物は昔も今も島の人と共に生きている。
1971年の台風で大きな被害を受け殆んどの人が西表島へ移ったが、現在の園長「西表正治」おじいは、島に残りパラダイスガーデンのロマンを描きながらヤシを植え花を育て手作りの楽園を作りあげた。
現在の由布島の人口は5戸、15人。
水牛で生計をたててるだけあって水牛車で働き亡くなった水牛の慰霊碑が建てられています。
島内にはモデル用の水牛車もいて一緒に写真を撮ることが出来ます。一瞬見ると角がとがっていて怖そうですが凄く慣れていてカメラのフラッシュぐらいでは動じません。
島東部にあるイーストビーチには何故かエイの像がありあす。南シナ海を見に行こうと試みましたが砂に潜ってしまいそうで残念ながら車椅子ではいけませんでした。
団体観光客の多い由布島には、水牛車の待合所まであります。手前には魚の置物が皆さんをお迎えします。
水牛車への乗り方は竹富島と同じです。中には通路幅が狭く車椅子のままでは乗れない水牛車もあります。
※ なお水牛車への乗り方については竹富島と同様ですのでご覧ください。
西表島から由布島へ地から強く渡る水牛車。途中立ち止まったと思いきや「おしっこ、ふん」をして再び歩み出します。
当日は、あまり天候に恵まれない日でも次から次へと観光客を乗せて頻繁に往復する水牛車。「ご苦労さま!」