今回の旅行では大阪のバス会社を利用しました。リフト開口部は左後方でバスの車体は新しいのですがリフトの歯止(運転手が足で踏んで歯止を掛けたり、解除するタイプ)が少し低く、路面が左に傾いている時などはちょっと怖かったです。また旅行中は乗務員は変更ありませんが毎日バスの車種が変わるのでビックリ!一体このバス会社では何台のリフトバスを保有しているんでしょう?もしかして大阪はリフトバスの宝庫かも。初日、伊丹空港から雨を避けるように乗り込んだリフトバスも最終日(上記)には、このまま福島へ帰るのがもったいないほどの秋晴れでした。

車椅子はリフト開口部の前後に固定座席(2台)が有ります。座席の配列のせいか車内で方向転換をする場合に足がぶつかるなど少し狭く感じました。

固定金具方法は通常のベルト前後左右(2本ずつ)と木製の棒(手作り)になっている歯止を後輪に入れ、前輪はキャスターを浮かし納まるようになっている木製の板に真中が刳り貫いてある(手作り)の歯止です。今まで色んなリフトバスの固定方法を見てきましたが必ずしも高額な装置を着けなくても「このような手作りで安全な方法もあるんだなー」と私自身とても参考になりました。

トランクは左右側面に2ヶ所(ダブルトランク)ずつあり、十分なスペースを確保していますが中央部分があまり高くないので車高(車椅子の背もたれ)が高い車椅子は横にしないと搭載できない場合があります。